昭和50年代(1975〜1984年)は、ピンク・レディー、山口百恵、松田聖子など多くのスターが活躍した黄金時代。オリコンデータをもとに、この時代を代表する名曲をランキング形式でご紹介します。
編集部が選ぶ 昭和50年代の名曲ランキング ベスト20
売上データの集計ではなく、時代への影響・現在も聴かれ続けているかを基準にした編集部の独自ランキングです。
| 順位 | 曲名 | アーティスト | 年 |
|---|---|---|---|
| 1 | およげ!たいやきくん | 子門真人 | 1975年 |
| 2 | なごり雪 | イルカ | 1975年 |
| 3 | 木綿のハンカチーフ | 太田裕美 | 1976年 |
| 4 | 渚のシンドバッド | ピンク・レディー | 1977年 |
| 5 | わかれうた | 中島みゆき | 1977年 |
| 6 | 秋桜 | 山口百恵 | 1977年 |
| 7 | プレイバックPart2 | 山口百恵 | 1978年 |
| 8 | 微笑がえし | キャンディーズ | 1978年 |
| 9 | いとしのエリー | サザンオールスターズ | 1979年 |
| 10 | 異邦人 | 久保田早紀 | 1979年 |
| 11 | 銀河鉄道999 | ゴダイゴ | 1979年 |
| 12 | 青い珊瑚礁 | 松田聖子 | 1980年 |
| 13 | TOKIO | 沢田研二 | 1980年 |
| 14 | ルビーの指環 | 寺尾聰 | 1981年 |
| 15 | 白いパラソル | 松田聖子 | 1981年 |
| 16 | セーラー服と機関銃 | 薬師丸ひろ子 | 1981年 |
| 17 | 少女A | 中森明菜 | 1982年 |
| 18 | ワインレッドの心 | 安全地帯 | 1983年 |
| 19 | ギザギザハートの子守唄 | チェッカーズ | 1983年 |
| 20 | 涙のリクエスト | チェッカーズ | 1984年 |
1位 およげ!たいやきくん(子門真人、1975年) 児童番組発のコミックソングでありながら世代を超えて浸透し、昭和50年代を象徴する一曲として今も語り継がれています。
2位 なごり雪(イルカ、1975年) かぐや姫の伊勢正三が手がけた楽曲をイルカが歌い上げ、卒業や別れの季節に聴かれ続ける定番曲となりました。
3位 木綿のハンカチーフ(太田裕美、1976年) 松本隆・筒美京平コンビが描いた上京と別れの物語は、地方から都会へ出た当時の若者の心情を映し出しました。
4位 渚のシンドバッド(ピンク・レディー、1977年) 振り付けとともに社会現象を巻き起こし、昭和のアイドルポップスを語るうえで欠かせない一曲です。
5位 わかれうた(中島みゆき、1977年) シンガーソングライターブームを象徴する楽曲で、その後の中島みゆきの音楽性の原点として高く評価されています。
6位 秋桜(山口百恵、1977年) さだまさしが手がけた叙情的な一曲で、親子の情愛を描いた歌詞世界は結婚式や卒業の場でも歌い継がれています。
7位 プレイバックPart2(山口百恵、1978年) 阿木燿子・宇崎竜童コンビによる挑発的な世界観で、山口百恵のスター性を決定づけた昭和歌謡の代表作です。
8位 微笑がえし(キャンディーズ、1978年) 解散を発表した3人がファンへ贈ったラストシングルで、惜しまれつつ去るアイドルの美学を体現しました。
9位 いとしのエリー(サザンオールスターズ、1979年) バンドによる正統派ラブバラードとして異彩を放ち、以降のJ-POPバラードの礎を築いた一曲です。
10位 異邦人(久保田早紀、1979年) エキゾチックな旋律とシンプルな歌詞が印象的で、時代を超えて多くのアーティストにカバーされ続けています。
11位 銀河鉄道999(ゴダイゴ、1979年) 劇場版アニメの主題歌としてスケール感あふれるサウンドを届け、世代を超えて愛されるアニメソングとなりました。
12位 青い珊瑚礁(松田聖子、1980年) 松田聖子を国民的アイドルへ押し上げた夏の一曲で、その後のアイドルポップスの型を作った代表作です。
13位 TOKIO(沢田研二、1980年) 大胆なステージ演出と近未来的な世界観が話題を呼び、沢田研二の「スーパースター」ぶりを象徴しました。
14位 ルビーの指環(寺尾聰、1981年) 都会的でメロウなサウンドが新鮮な驚きを与え、シンガーソングライターとしての寺尾聰を一躍知らしめました。
15位 白いパラソル(松田聖子、1981年) デビュー翌年も勢いの止まらなかった松田聖子の夏ソングの一つで、爽やかな歌声が今も親しまれています。
16位 セーラー服と機関銃(薬師丸ひろ子、1981年) 映画主題歌として社会現象を巻き起こし、角川映画とメディアミックス時代の到来を象徴する一曲です。
17位 少女A(中森明菜、1982年) 清純派イメージを覆す挑発的な楽曲で、アイドル像を塗り替えた中森明菜の転換点となりました。
18位 ワインレッドの心(安全地帯、1983年) 玉置浩二の伸びやかな歌声が印象的な大人のラブソングとして、今もカラオケの定番として歌い継がれています。
19位 ギザギザハートの子守唄(チェッカーズ、1983年) バンドブームの先駆けとなったデビュー曲で、疾走感あふれるサウンドが当時の若者を熱狂させました。
20位 涙のリクエスト(チェッカーズ、1984年) デビューから間もない勢いをさらに加速させた一曲で、チェッカーズを国民的バンドへと押し上げました。
このランキングの選び方
- 売上枚数やオリコン順位の数値ではなく、「時代を象徴したか」「現在も歌い継がれ、聴かれ続けているか」を軸に編集部が独自に選定しました。
- 歌謡曲・アイドルポップス・ニューミュージック・フォーク・バンドサウンドなど、昭和50年代(1975〜1984年)を彩った幅広いジャンルからバランスよく選出しています。
- 掲載楽曲の発売年は、当サイト内の関連記事と照合し確認できたものだけを掲載しています。
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昭和50年代の音楽シーン
昭和50年代(1975〜1984年)は、テレビの歌番組が茶の間の中心にあり、数々のヒット曲が生まれた時代です。ピンク・レディーや山口百恵、松田聖子といったアイドル歌手が国民的スターへと駆け上がる一方、中島みゆきやサザンオールスターズ、寺尾聰のように、シンガーソングライターやバンドが独自の音楽性で存在感を示したのもこの時代の特徴でした。
レコードからカセットテープへと音楽の楽しみ方が広がり、若者たちはお気に入りの曲を繰り返し録音して聴くようになりました。アイドルポップス・歌謡曲・ニューミュージックが共存し、互いに刺激し合いながら発展していったこの10年間は、その後の日本のポピュラー音楽の土台を築いた黄金期といえるでしょう。
なぜ今も愛され続けるのか
昭和50年代のヒット曲が令和の今も色褪せずに愛され続けている理由の一つは、喜びや切なさ、旅立ちや別れといった、時代を超えて共感できる普遍的な感情を丁寧に描いていたことにあります。カラオケの定番曲として、あるいはドラマやCMのタイアップ曲として、これらの楽曲は世代を超えて何度も再発見され続けています。
名曲たちを聴くには
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編集後記
昭和50年代は、テレビの歌番組を家族揃って囲み、お気に入りの曲をカセットテープに録音していた時代でした。アイドル、歌謡曲、ニューミュージック、フォーク、バンドサウンド——ジャンルの垣根を越えて数多くの名曲が生まれ、今も色褪せることなく歌い継がれています。
今回のランキングは、あくまで編集部の視点による選出です。「この曲も入れてほしい」というご意見があれば、ぜひお寄せください。今後も定期的に見直し、より充実したランキングへとアップデートしていきます。